3次元CAD形状を使ったトンピルズ型トランスデューサー解析

TonpilzResults.bmp

ピークの圧縮と張力での変位コンター

モデルの説明

トンピルズ型(あるいはランジュバン型)振動子は、コンパクトなデバイスで低周波と高感度を実現できるため、ソナー向け振動子として理想的です。

頭部の質量と接触する水負荷のあるトンピルツスタックを再現した3次元CAD形状で、1/4対称モデルです。結果処理により、送信電圧応答や指向性などの音響出力を簡単に得ることができます。

TonpilzModel.png

モデル形状

設計諸元

基本CADモデルはOnshapeで作成され、以下の設計変数を調整できます。デフォルトでは、圧電層の数、圧電厚さ、およびボルト長が、パラメータとして追加され、Onshapeのパネルからすばやく設定できます。利用可能な2つの異なるヘッド形状(円筒形、六角形)もあります。

 

パラメータ変数 説明 デフォルト値
#pzt_radin 圧電リングの内径 2 mm
#pzt_radout 圧電リングの外径 4 mm
#pzt_thick 圧電リングの厚さ 2 mm
#ncer_layers 圧電層の数 6
#bolt_length 中心のボルト長 21 mm

出力

このモデルの出力結果のリストを次に示します。

  • 電気インピーダンスとアドミタンス
  • モード形状
  • 指向性
  • 送信電圧応答

TonpilzResults2.bmp

ポストプロセッサー出力

計算時間

要素数 247408 elements
計算時間 100 s (4 CPU)
消費したコア時間 0.111
メモリ 32 MB
推奨するCPU数(並列計算用) 4 CPU

CADデータ&プロジェクトファイル

解析モデルでは、次の入力ファイルが必要です。以下をクリックして入力ファイルをダウンロードしてください。

ダウンロード: Tonpilz Transducer 3D Project

CADファイルは、Onshapeで公開されています。

モデル: Tonpilz Transducer Onshape