2次元CAD形状を使ったTOFD解析

TOFD_2D_Summary.png

最大音圧コンター

モデルの説明

TOFDは柔軟な手法であり、有効なモード変換された信号の範囲に依存しています。OnScaleは、任意の形状でのモード変換を正確にシミュレーションする機能と、TOFDモデルの大規模なバッチを実行することが可能で、検査シナリオを改善するための理想的なツールです。

TOFD法は、石油やガスから発電まで、超音波探傷を利用するさまざまな業界で使用されています。もともと亀裂サイジング用に開発されたTOFDは、日常的なスクリーニングから腐食マッピングまで、あらゆる用途に使用できます。

これは、欠陥を含む鋼ブロックのTOFD検査を解析するための2二元CADモデルです。

TOFD-Model-Schematic.png

モデル形状

設計諸元

解析で使用するCAD形状はOnShapeで作成します。以下の設計変数を調整することができます。デフォルトでは、欠陥の深さと欠陥の高さがパラメータとして追加され、Onshapeのパネルからすばやく設定できます。

パラメータ変数 説明 デフォルト値
defect_dpth 欠陥の深さ 7 mm
defect_hgt 欠陥の高さ 4 mm
defect_wdth 欠陥の幅 0.2 mm
plate_thk 板厚 15 mm

出力

このモデルの出力結果のリストを次に示します。

  • レシーバーに沿ったノードの音圧
  • ビーム分析の最大音圧

TOFD_2D_Results.png

ポストプロセッサー出力

計算時間

要素数 561816 elements
計算時間 11 s (4 CPU)
消費したコア時間 0.012
メモリ 38 MB
推奨するCPU数(並列計算用) 4 CPU

CADデータ&プロジェクトファイル

解析モデルでは、次の入力ファイルが必要です。以下をクリックして入力ファイルをダウンロードしてください。

ダウンロード: Time of Flight Diffraction 2D Project

CADファイルは、Onshapeで公開されています。

モデル: Time of Flight Diffraction 2D Onshape