通常、OnScaleクラウドで計算を実行する時は、クラウドスケジューラーを開いてEstimateを実行します。ここでは、Estimateを行わずに計算を実行する方法を示します。
設定で Advanced Cloud Job Submission オプションが事前に有効になっている場合にのみ可能です。有効にしても、通常どおりにEstimateを行うことはできます、オプションが無効になっているわけではありません。OnScale設定 は、アプリケーションの右上隅にある歯車アイコン から開きます。Configurationオプションは、アプリケーションのすべての設定が可能です。
一旦有効にしたらRun on Cloudをクリックしてクラウドスケジューラーを開きます。スケジューラーの下部にEstimate Overrideの設定が現れます。
Estimate overrideオプションを使用する場合の注意事項:
- このオプションを使用する場合は十分にご注意下さい。計算によっては所有するすべてのコア時間を使い果たしてしまう可能性があります。Max Core Hour Allowanceで計算で消費するコア時間の上限値を設定することが可能です。
- RAM割り当てと最大コア時間許容値は十分に大きい必要があります。そうでない場合、計算が途中で強制終了する場合があります。
- Estimate Overrideオプションを使用する前に、必ずEstimate が実行できるかを試してください。
リンクされたファイルを使用する場合は、Estimate overrideを使う必要があります。詳細はcloud linked files をご参照下さい。