Batch Controller Tool

Batch Controller Toolにより、一連の計算を簡単に実行することができます。また、ユーザーは各計算で定義された変数を変更できます。変数が'symb'ではなく'symbx'として宣言されている場合、Batch Controller Toolから宣言された変数へアクセスすることができます。(テキストのバッチの場合)

各計算ごとにスイープする変数を制御するには、入力ファイル(* .flxinp)の変数を次のように宣言する必要があります。

symbx pztthck = 1.e-3

ToolタブでBatch Controller Toolを選択すると、次のウィンドウが開きます。

入力ファイルを選択すると、スイープ変数がウィンドウに表示され、スイープの範囲とステップサイズを選択できます。2つの実行モードでは、「再帰的」な方法(変数の変更のすべての組み合わせを調べる)または「順次的な方法」(変数が出現する順に変数が変更される)が可能です。実行は、キャンセルボタンを使用していつでも停止できます。

 

ユーザーテーブルを使ったBatch Controller

Batch Controllerの機能は、順次的または再帰的なバッチ設定かで異なります。ユーザーは、ユーザー定義の制御ファイルを使用して、独自のバッチ制御を作成できます。

 

このファイルでは、最初の行に目的の変数を記載する必要があります。後続の行には、実行ごとに定義された変数の値を記載します。

Note: ファイルに書かれる変数名は、FLXINPファイルのSYMBXとして宣言した変数と一致し、またコンマで区切られている必要があります。

以下の例では、4つの定義済み変数と、それらの変数の値が10行の値を持つ制御ファイルを示しています。これにより、実行ごとに必要な値が入力された10ケースの計算が行われます。