Matlabは、OnScaleの計算結果を処理するための非常に便利なツールです。OnScaleは、わずか数行のコードで、時間履歴またはデータ配列をMatlabファイルに出力できます
時間履歴の出力
出力の設定は、formサブコマンドを使用してMatlabへ出力します。次の例では、3つの時間履歴を h1_data.matへ出力しています。
pout
form matlab h1 /* Write Time Histories to Matlab file (.mat)
histname electrode vq top1 /* Time History 1 & 2
hist xdsp $i1 $i1 1 $j3 $j3 1 /* Time History 3
hist ydsp $i1 $i1 1 $j3 $j3 1 /* Time History 4
end
Matlabファイルは、時間履歴番号がデータのある列に対応するようにフォーマットされています。したがって、この例では、時間履歴1(上部電極の電圧)はh1_data.matの列1にあります。
データ配列の出力
同じformサブコマンドを使用して、データ配列をMatlabへ出力しますが、追加のコマンドが必要です。次の例では、2つのデータ配列をd1 _data.matへ出力しています。
data
file out filename.mat /* Assign Matlab file as Output file (.mat)
form out matlab d1 /* Write Data Outputs to assigned file
out modl /* Output Data 1
out pres /* Output Data 2
end