解析中にプロットされているグラフィックから、画像、及び動画を作成する方法を説明します。
コードを使用して画像や動画を保存する方法は、サンプル内で示しております。
grph imagコマンドを使用して画像ファイルを作成する
一番簡単で、かつ一般的な方法は、GRPHコマンドを使用するときにIMAGサブコマンドを使用することです。以下のコード例を参照してください。
grph
set imag png
plot aprs
imag
end
このコードでは、音圧(aprs)の画像をpng形式で出力し、.flxinpファイルと同じフォルダーに保存します。
注: このコードは、flxinp3ファイル内の任意の場所に置くことができます
出力するファイル名を変更し、画像に1つのビューポートのみを保存するようにしたい場合は、次のようにコードを変更します。
grph
set imag png
set nvew 1 1
plot aprs
imag "myimage.png"
end
重要: ファイル出力する前に、次のようにcalcコマンドに追加して事前に音圧の計算(aprs) を計算しておく必要があります。
calc
pres acoustic /* Calculate acoustic pressure
end
解析結果の動画ファイル(mp4)の作成
ビデオを生成するに、PRCSステップの後に同じプロセスを適用します。
proc plot save /* Name procedure 'plot' and save the code exec $nexec2 /* Run model partially
grph
set imag mpeg /* Set image capture for movie file generation
nvew 3 1 /* Set up 3 plotting windows in layout number 3
plot aprs /* Plot calculated data array
plot 1 /* Plot Time History 1 - Drive Function
plot 3 /* Plot Time History 3 - Charge on Top electrode
imag /* Snapshot of Graphics window for Movie generation
end
end$ proc /* End of Procedure Code
c Run model by calling 'plot' procedure 'nloops' times
proc plot $nloops
ムービーを作成するには、GRPHコマンドの最後でIMAGコマンドを使用する前に、SET IMAG MPEGを使用する必要があります。標準グラフィックスが使用されている場合は、AVIファイル形式が使用されます。
上記のこれら2つの方法は、OnScaleをクラウドおよびローカルPCで実行した時に画像/ビデオを生成します
Post Processorモジュールで画像および動画ファイルの作成方法
動画や画像は、Post Processorからも作成できます。作成するためには、フィールド変数配列のスナップショットを出力します。この最も簡単な方法は、DATA OUTコマンドを使用することです。たとえば、上記の例で示されているデータ列APRSのタイムスナップショットを生成する場合は、EXECの後でGRAPコマンドの前に次のコードを追加します。
data out aprs
解析が実行されると、このスナップショットデータを含むflxdatoファイルが作成され、ポストプロセッサで開くことができます。
ファイルを開くと、Results Managerでは'Time-xx'があらわれます。APRSを右クリックしてPlot Data over Timeを選択すると、その時刻で出力されたAPRS が表示されます。ここで、動画を保存するオプションが表示されます。このオプションを有効にしてアイコンをクリックしてビデオの名前と保存場所を選択し、動画をプロットします。プロットが完了すると、動画はflxdatoファイルと同じディレクトリに保存されます。同様に、指定されたタイムスタンプでデータ配列のスナップショットを開き、Save Image をクリックすると、このビューを画像として保存できます。
コードを使用して画像や動画を保存する方法を見つけるサンプルファイルを次に示します。