GRPHの コマンドにより、解析モデルと解析結果をインタラクティブにグラフィックス表示することが可能です。グラフィカル表示により、解析モデルが正しく作成されていること、および入力ファイルの問題を特定することができます。
条件・モデルが正しく設定されていれば、ユーザー指定した領域を表示して解析計算 中に進行状況を確認できます。これらの機能には、 GRPH PLOT オプションで行います。
OnScale Labには、ユーザーがモデルを完全な3Dで回転できるインタラクティブなランタイムグラフィックスのオプションもあります。これはモデル作成や条件設定で非常に便利な機能です。
以下は、 PMUT 3Dの例を使用した例です。
- 各材料が割り当てられたメッシュは、次のコード例を使用して表示できます。
grph plot matr
end
term
- 解析モデルがx、y、またはz軸のいずれかに沿って対称である場合、形状の半分のみをモデル化して、対称境界を適用することを推奨します。
grph
mirr x on
plot matr
end
term
- サブコマンド nvew を使用して、材料がどの部材に割り当てられているかを同時に表示することができます。
grph
nvew 2 1
plot matr
mirr x on
plot matr
end
term
- 解析モデルで電極を使用する場合、 GRPH コマンドがもう1つよく使われるのは、電極が正しい位置に配置されていることを表示・確認することです。これは、 plot piez をにより実行します。これは、電極を定義した後に行われ、 PIEZ コマンドに従います。この例では、キーポイントを使用してwatrなしでデバイスをプロットする方法も示します。
grph
nvew 2 1
plot matr piez /* '&' plots electrode and material plot on the same plot
mirr x on
plot matr piez j $j1 $j6 /* This plots everything from the 1st keypoint to the 6th in the y (j) direction
end
term
これは、OnScaleでプロットする一般的で、よくある事項を簡単にご紹介しました。 GRPH コマンドについては、OnScaleのアプリケーションのリボンのHelpタブにあるcommand referenceをご参照下さい。 るサブコマンドの広範囲なリストもご紹介しております。