水中のPZTディスクの断面を示します。
解析モデルはY軸を中心に軸対称になるよう作成します。つまり、De signerで作成する実際には上記の半分であり、次のようになります。
断面図では寸法も示しています。Primitive形状の追加と、Primitive形状に直接 寸法を入力して形状を作成します。ここでは、寸法をパラメータ化します。パラメータ化により、計算中に様々な値に変更して、寸法の変更に対する解析結果への影響を検討することができます。
以下、使用するパラメータ名です。
Y軸上のPZTの始点と終点、および水領域の終点を定義するために、追加パラメーターも必要です。
パラメータテーブル
Parameter Tableを使用してパラメータを管理します。また、このウィンドウの下部に新しいパラメータを追加することができます。
新しいパラメーターを追加する手順です。
- パラメータの名前を入力します。名前に スペースは入れないでください。(ただし、アンダーバーは使用できます)。
- パラメータの値を入力します。calculationを入力でき、=で始めることができます。calculation の詳細については、Parameter Tableをご 参照ください。
- シミュレーションの実行時にこのパラメーターのさまざまな値をスイープできるようにするには、Varying のチェックボックスを選択します。
- をクリックします。.
これから、以下のパラメータを追加していきます。
パラメータ名 | 値 | パラメータスイープするか? |
---|---|---|
water_size | 4e-3 | はい |
pzt_thick | 2e-3 | はい |
pzt_rad | 10e-3 | はい |
pzt_thk_start | 4e-3 | - |
pzt_thk_end | =pzt_thk_start + pzt_thick | - |
water_xend | =pzt_rad + water_size | - |
water_yend | =water_size*2 + pzt_thick | - |
Note: プロジェクトの作成する時、単位系はミリメートルで設定しました。しかしながら、パラメータスイープで値を設定する時は、プロジェクト作成中の単位系とは関係なく、常にメートルを使用してください。
次の作業
パラメータを追加しました。解析形状(水、PZT)を作成するため、次に2つのprimitives形状を追加します。