解析モデルより外側領域の影響を反映させるために、境界を設定します。
デフォルトでは、すべての境界はFreeに設定されています。これは、ノードに作用する外力がなくても節点が自由に移動できることを意味します。
このモデルでは、モデルがY軸対称ため、X MinimumをSymmetryに変更します。他の3つのドメイン境界をAbsorbingに変更します。これは、エネルギーが境界で反射せず境界を通過してしまう境界条件です。
Note: 設定できる境界の詳細については、Boundary Conditions & Loadingをご参照ください。
境界条件の設定
境界を設定する手順を示します。
- Model TreeでDomain Boundariesをクリックします。.
- PropertiesウィンドウのX Minimumを展開、Boundary TypeでSymmetryを選択します。
- 同様に、X Maximum, Y Minimum そして Y Maximum 展開しBoundary TypeでAbsorbingを選択します。
シミュレーション実行時間の設定
次に進む前に、シミュレーションの実行時間を簡単に設定しましょう。これは計算する実時間を設定します。設定は秒単位で入力します。
- Model TreeでAnalysis.クリックします。
- PropertiesウィンドウのSimulation Run Time (s)で5e-5を入力します。
次の作業
次は解析結果の出力設定を行います。