解析結果の出力設定

デフォルトでは、OnScaleはシミュレーションの速度配列を計算します。他の結果が必要な場合は、追加で出力設定を行う必要があります。

ここでは、次の出力設定を行います。

  • PZTディスク上の音圧の時刻歴
  • 最大圧力

our-outputs.png

Note: 音圧のプロットにより、デバイスによって生成される音響ビームの形状を可視化するすることができます。このモデルでは、いくつかの音圧のピークを確認できます。これは、音源の近距離音場でごく一般的におこります。

音圧の時刻歴を出力する

  1. Model TreeOutputsの横にあるをクリックすると新しいoutputが追加されます。デフォルトの出力タイプ(Output Type)は時刻歴(Time History)になっており、結果は音圧になっています。デフォㇽトの設定を使いますが、追加で時刻歴の取得位置(PZTディスクの上面)を指定する必要があります。
  2. PropertiesウィンドウでLocation (mm) を展開、Y6.を入力します。取得位置が表示されます。

output.png

Tip: 時刻歴を追加する別の方法もあります。

  1. Model GraphicsタブでPointをクリックします。
  2. モデル上で黄色の十字が表示されます。時刻歴の取得位置にカーソルをあわせ、クリックします。
  3. モデル上のどの場所でもいいので、右クリックして Attach Time Historyを選択します。

最大圧力を出力する。

  1. Model TreeOutputs横にあるをクリックします。
  2. PropertiesウィンドウのOutput TypeField Dataを選択します。
  3. Array TypeDisplacementを選択します。
  4. Array ComponentYを選択します。
  5. Field TypeMaximumを選択します。

次の作業

次は解析を実行します。