材料物性の追加

Designerでのモデルの作成は簡単です。基本的に、Model Tree 下に向かって作業していきます。

まず、必要な材料を追加します。Model Tree Materialsの横にある add-button.png  をクリックし、Materials Databaseを表示させます。

Materials Databaseの左側は、OnScaleが提供する100を超える材料のデータベース( Global Database です。右側はProject Materials 、このプロジェクトに追加された材料物性がリストされています。

Global DatabaseからProject Materials に材料を追加するには、材料をダブルクリックするか、追加したい材料を選択してからを add-to-project-materials.pngクリックします。

add-project-material.gif

ユーザー独自の材料物性を追加したり、既存の材料物性を編集したり、材料をインポートおよびエクスポートしたりすることもできます。

Note:   弊社が提供するグローバルデータベースは、解析モデルを作成するための出発点として提供しております。 正確な解析結果を得るには、使用するすべての材料の特性が製造元から提供されている特性と一致していることを確認する必要があります。

PZTと水の追加

このモデルでは、PZTと水という2つの材料を使用します。 また、PZTのポーリング方向を変更するには、PZTのデフォルトプロパティの1つを編集する必要があります。 これらは、以下の手順で行います。

  1. Global Databaseで、Piezoelectricを展開します。そして、 PMT3 CTS 3203HD) をダブルクリックして 追加します
  2. Project Materials PMT3   Piezoelectric  > Poling Z +から Y + へ変更します。

    set-pmt3-poling.gif

    Warning: ポーリング方向の変更は必ず行って下さい。

  3. Global Databaseに 戻り、 Fluid を展開してから、 watr Water at 25C )をダブルクリックして追加します。
  4. Doneをクリックします。

2つの材料がModel Tree リストされていることがわかります。追加した後でマテリアルのプロパティを編集する必要がある場合は、Model Tree で選択してから、Properties ウィンドウでその特性を編集できます。

次の作業

解析で使用する材料が追加されました。次に 駆動関数を追加します。