解析モデルの概要
圧電材料の2つの長い層を一緒に配置し、材料の長さに沿って結合した2次元モデルです。 両方の層が同じ方向に分極されます。 中央の電極は接地し上部と下部の電極は一緒に接続され、抵抗が直列に接続された電圧源に接続されます。 抵抗の値はリングダウン時間(モデルが定常状態に達するまでの時間)を短縮するために選択されています。 このモデルの片方(モデルではx軸最小)は、電極が励起されたときにモデルが振動する時は固定されています。
設計変数
解析モデルでは、圧電層の寸法を変更できるように、次の設計変数を変更することができます。(第一層と第二層は同じ材料です)
設計変数 |
説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
devlngth |
PZTの長さ |
40 mm |
pz1thck |
PZT第一層の厚さ |
5 mm |
pz2thck |
PZT第二層の厚さ |
5 mm |
出力結果
以下の結果を含む、様々な結果を作成することができます。
- 時系列 (XY グラフ)
- 駆動入力信号
- 電極の電圧・チャージ
- 自由端のY方向変位
- コンター
- Y方向変位の最小値
- モード形状(調和解析)
- 0~180°における形状
計算時間・使用メモリ量・消費コア時間
モデルサイズ |
256要素 |
計算時間 |
20 s (2 CPU) |
消費コア時間 |
0.011 |
使用メモリ量 |
4 MB |
推奨するCPU数 |
2 CPU |
ファイル
以下のリンクから解析モデルファイルををダウンロードしてください。